ごぼうの栄養をもっと知ろう

ごぼうは、原産国の欧米や中国では薬として扱われる程、栄養分を豊富に含んだ食物です。以外なことに、日本を含む数か国でしか食用として利用していませんが、その栄養価は素晴らしいものがあります。ごぼうは約8割が水分で、栄養分が含まれているのは残りの2割なのですが、この部分に私達の健康を支える大切な成分が詰まっているのです。

ごぼうは食物繊維の宝庫

ごぼうに豊富に含まれる栄養として、食物繊維が大変有名です。食物繊維には、水溶性と不溶性があり、水溶性は腸内の不要物を包み込んで排出したり、糖質の吸収をおだやかにし食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ役割があります。

不溶性は、内臓の水分を吸収してふくらみ、腸を刺激しながら蠕動運動することによって便通を良くします。また、発がん物質のような有害物質を体外に排出する機能があるとして注目されています。この両方の食物繊維をバランス良く含んでいるごぼうを摂ることは、腸内環境の改善にとても有効です。

ごぼうにはポリフェノールも豊富

ごぼうには抗酸化作用のある栄養として、クロロゲン酸やタンニンというポリフェノールも含まれています。ポリフェノールの抗酸化作用により、活性酸素による細胞の酸化を抑え、体の老化や癌、動脈硬化などの生活習慣病の発生を防ぐ効果があります。またクロロゲン酸には脂肪燃焼を促進する効果があり、中性脂肪による脂肪肝の予防に有効です。

それ以外にも、血糖値の上昇を抑える作用によってインスリンの分泌を抑制でき、糖尿病にかかりにくい体を作ることができます。但し、ポリフェノールはごぼうの皮に多く含まれる為、調理の際に皮を剥きすぎないなどの工夫が必要です。

ごぼうの栄養がもたらす健康効果

健全な腸内環境は、体の消化吸収力と免疫力を高め、体全体を健康に導きます。ごぼうは、その栄養素である食物繊維の整腸作用と、ポリフェノールの抗酸化作用によって腸内環境を健康に保ち、あらゆる病気から体を守ります。またデトックス効果や老化防止に役立つことからアンチエイジング効果も期待できます。このように一見地味なごぼうですが、食事に一品沿えるだけで格段に栄養価を高めることができるのです。