ごぼうは食べ過ぎるとどうなる

ごぼうは、便秘に有効な食材として知られています。ビタミンなどの栄養素はほとんどないのですが、豊富な食物繊維が含まれています。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、ごぼうは両方とも含んでいます。この食物繊維が便の量を増やして、腸壁を刺激してくれるのです。だからといって食べ過ぎるのはよくありません。

食物繊維イヌリンの働き

ごぼうに含まれる食物繊維のうち、水溶性食物繊維のイヌリンというものがあります。イヌリンは、水分の体内への吸収を抑えます。だから、便が軟らかくなるのです。また、老廃物が腸の中に長く留まらないようにして、便を体外に排出させてくれる作用があります。

それだけでなく、善玉菌が好むビフィズス菌の働きを助けると共に、悪玉菌を抑制し、身体に入った有害物質を便と一緒に排出しやすくしてくれる作用もあるのです。

イヌリンを摂りすぎると

そのように、身体にとってとても良い働きをしてくれるごぼうのイヌリンですが、摂りすぎは禁物です。イヌリンは水分の吸収を抑え、便の量を増やしてくれる、ということは、摂りすぎると下痢につながってしまうのです。便秘解消といってもごぼうをたくさん食べればいいというものではないのです。食べ過ぎは禁物です。

ごぼうの適量は

ごぼうは一日に食べてもよい量の上限がある野菜です。イヌリンが胃腸で分解できない性質があるためです。イヌリンの推奨摂取量は8~14gとなっています。ごぼう一本あたりのイヌリン含有量は5.4%~9.8%とばらつきがあるのですが、1日あたりごぼう150g程度を上限の目安にするとよいでしょう。中くらいのサイズのもので一本分くらいです。

適量のごぼうで快適な生活を

ごぼうは、食物繊維が豊富で、特にイヌリンという水溶性食物繊維が便秘解消に大きな効果を発揮してくれます。美容や健康のために便秘に悩む方の強い味方です。でもそれだけに、食べ過ぎるとかえって下痢を引き起こしてしまい辛い思いをすることになります。くれぐれも食べ過ぎに気をつけて、腸の状態を快適に保つようにしましょう。